輝ける場所
外見や内面を磨くことで、
魅力的な人になっていこうとすることは
とてもすばらしいことです。
しかし、気をつけたいのは
どんなに外見や内面を磨いていても、
その人が輝く場所にいなければ、
魅力的に見えないということです。
世の中には、その場所に応じた魅力が存在し、
そこで輝けるかどうかなのです。
女性でも美形でファッションセンスもよく
多くの人から「綺麗ですね!」と言われる人が、
ファッションコーディネーターやモデル関係、
化粧品販売などの世界ならわかりますが、
日々、人命救助に多くの時間を費やす仕事場で輝けるかどうか。
男性でも、体脂肪率が少なく、イケメンで
スラッとした男性が角界で輝けるかどうか。
あなたが自己評価で魅力的な人であるとして
なんだかなぁ〜と考えているのであれば、
輝ける場所にいないのではありませんか?
仕事でもプライベートでも魅力を生かすなら、
それに応じた場所が必要です。
パーカー アミン | Facebook
論理的思考
話がまとまらない、
言いたいことがうまく伝えられない人の話は
もちろん相手もなかなか理解できません。
相手も、この人は何がいいたいんだろう?と
だんだん聞くのがイヤになってきます。
よく「相手の立場になって」と言いますが、
この状態では、お互いになかなか相手の立場に立つことができません。
これは、日々のばくぜんとした考えを放置するクセがついて
いるからです。
全ての人に論理的思考力があるわけではありませんが、
トレーニングすることによって論理的に話すことができるようになります。
感情を書き出してみる、感動を書き出してみる、目にした状態を書き出してみる。
一冊の小さなノートを持ち歩いて、いつも書ける状態にしてみることです。
ばくぜんとした考えを言葉にすることで、徐々に自分の考えがまとまり、
相手を考えた話し方にもなってきます。
論理的思考もできるようになります。
おまけに「行動するクセ」と「問題解決能力」も身についてきます。
否定屋さん
アファメーションとは、おおまかに言いますと、
常にポジティブ(肯定的)な言葉を連呼することによって
強制的に潜在意識に働きかけて現実化させることです。
偽薬効(プラセボ)の心理版とも言えます。
私も心理学者の端くれですから、
色々な事象で効果が認められたアファメーションを
完全に否定はいたしません。
即効果のある人もいますし、効果の表れない人もいます。
効果の表れない人は必ず内なる自分が声を発していて、
その声を聞いているのです。
「そんなの効果あるわけないじゃん」
「呪文のように毎回唱えても変わらないんじゃないの?」
内なる自分とは防衛本能のことです。
この防衛本能が自己催眠にはかからないぞ!と言っている状態です。
私はこれを「否定屋さん」と呼んでいます。
「否定屋さん」は用心深く、たいてい現実的です。
「肯定屋」と「否定屋」が存在する状態は
健康的な精神状態と言えます。
「否定屋さん」を納得させることが、アファメーションの効果につながります。
自分を観て、書いて、なりたい自分を明確化することで
「否定屋さん」に信じてもらえるようになります。
それが習慣化になり、どんどん実現に近づいていくのです。
無邪気
邪気が無いと書いて『無邪気』
意味を調べると、《屈託のない、素直で悪気がなく、偽りや作為がない事。あどけなく可愛らしい事。思慮に欠ける事。》とある。
決して悪い意味の言葉では無いですが、それが通用するのは子供の内で、大人になってからの『無邪気』は『自己チュー』とか『傲慢』と形を変えて捉えられるもの。
子供は思ったまま口にする。
悪気など一切無い。
考えも無く口にする。
周りの状況が見えていない。
邪気が無い事=節度が無い事
つまり、社会に出ると『無邪気』は、親しい間柄のみ使用可能で、その他の公の場では引き出しから出さない事が大人としてのルールである。
生きる道を照らすもの
賢人の教えに出会い、心揺さぶられ、
これが自分自身の生きる道だと決めていても、
多くの人はその道から外れてしまいます。
あなたがもし、孤独を大事にして、
自分を観ることが習慣化されているのでしたら、
生きる道は続いていきます。
群れて、自分がどう見られているかばかりを
気にした、人任せの生き方をしていると、
人の数にあった道ができ、どの道を選べばいいのか迷うのです。
人は群れの中ではしばしば傲慢になりがちです。
全体意見が自分の意見だと勘違いしてしまうのです。
孤独を大切にしている限り、謙虚な気持ちは失われません。
謙虚な気持ちこそ、生きる道を照らす灯りなのです。
寂しさを感じたなら
寂しさを感じたら、
今まで優しくされたことを
思い出してみましょう。
できるだけ、思い出せるだけ、
思い出しましょう。
今まで、自分に対して誰がどんな優しさをくれたのでしょうか。
できることならノートに書きましょう。
記憶でなく、記録していきましょう。
たくさんの優しさに包まれてきたことを感じてくるはずです。
今度はあなたが誰にどんな優しさを与えてきたのかを
書いてみましょう。
多いと感じたでしょうか、少ないと感じたでしょうか。
少ないと感じたならば、
それがあなたの「寂しさ」の原因です。
愛されたい、かまってほしい、認めてほしいなど、
与えられることばかり考えていると、
周りに本当に優しい人はいなくなります。
だから「寂しい」のです。
優しさを与える人になってくると、
寂しさを感じることが少なくなってくると同時に、
優しさあふれる人たちに、なぜ笑顔が多いのかも
わかってくるでしょう。
自分に優しく
「自分に優しく」とは、
自分に甘く、自分本位を許すことではありません。
自分の持っている
「頼りない自分」
「決断できない自分」
「弱々しい自分」
「依存してしまう自分」
「怠け者の自分」
に目を向けてみることです。
「自分に優しくない人」は、それらの部分を隠すために、
立派な自分やほめられる自分を演じています。
演じている限り、他に迎合する生き方になります。
知らず知らずのうちに、すべてを他人の人生に沿った
生き方をしているのです。
他人の人生をばかりに目を向けていると、
本当の自分が「これでいいのか」と恐怖と不安を訴えてきます。
これは自分に優しくありません。
自分は心理的に成長途中なんだと自覚した時から、
人の好意が嬉しくなってきます。
「おかげさま」を感じるようになります。
自分の人生を生きるために、自分に優しくするのです。