正義と秩序
世の中には「秩序」というものが存在しています。
「秩序」が存在するとそれを破ろうとしたり、乱そうとする者が現れて来ます。
こうして「混沌」が生まれる。
人は自分達で作った「正義」に疑問を抱いてはそれを自分達で「破壊」してぐちゃぐちゃにしてしまう。
そしてまた一から作り直してみるのです。
ある人が言いました。
「正義があるから悪があるのだ」と。
確かにそうかも知れませんが、それは逆もまた然り。
「悪を抑制する為に正義がある」
これは「ニワトリが先か卵が先か?」の話になって来るので横に置いておきますが…
「ルールは破られる為にある」という持論を展開される方というのは、どこかで「人と同じ」と思われるのを嫌っているのか?
「正義」よりも「悪」がカッコイイという「憧れ」を持っているのか?
ヤンチャな子供が出来上がったばかりのブロックをぐちゃぐちゃに崩すように、ストレス発散をしたいのか?
あるいはただの自己チューからか?
「正義とは何か?」
凄く哲学的なテーマですが
簡単に考えると…
「人に迷惑をかけない」
それに尽きるのでは無いでしょうか?
どんな「正義」を振りかざしてみても
人を傷つけたり、人に迷惑をかける事が「悪」なのであって、人に喜んで貰う事が「正義」なのだと思います。