群れてしまう人
群れないということは
「個」を大事にするということです。
幼児性を残した大人は、
群れながら、いろんな人にからんでいきます。
親切、友情や愛情などという自分勝手な理由で
相手にからんでいくのです。
自分が相手にからんでいくことを
「寄り添い」や「思いやり」という言葉で
さらに正当化していると「仁」の心は育ちません。
相手のことを本当に理解しようとしていないのに、
どんな思いやりの行動ができるというのでしょうか。
自分の不満を人に干渉することで解消しようとすればするほど、
周りから人は離れていきます。
自分の周りの人間関係がさわやかでないのであれば、
自分の中の幼児性を疑ってみることも必要です。
人にからむことなく、自分の「個」を見つめ直して、
「自律」を意識するのです。